1. 問題の内容
5種類の文字(a, b, c, d, e)から、同じ文字を重複して選んでも良いとして、4個の文字を選んでできる文字列の総数を求める問題です。
2. 解き方の手順
この問題は、重複組合せの問題として考えることができます。
5種類の文字から重複を許して4個選ぶ組合せの数を求め、さらにそれらを並び替えることを考えます。
重複組合せの公式は、 種類のものから 個を選ぶとき、
で表されます。
まず、5種類の文字から重複を許して4個選ぶ組合せの数を計算します。
この場合、、 なので、
次に、選んだ4つの文字を並び替えることを考えます。
4つの文字がすべて異なる場合は、 通りの並べ方があります。
しかし、重複している文字がある場合は、並べ方の数が少なくなります。
ここでは、重複組合せで選んだ70通りのそれぞれの場合について、並べ方の数を考えるのではなく、各桁に文字を当てはめる考え方をするのが良いです。
各桁で使用できる文字の種類は5種類なので、 となります。
3. 最終的な答え
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