実数全体を全体集合とし、集合 A, B, C が次のように定義されています。 $A = \{x | -2 \le x < 6\}$ $B = \{x | -3 \le x < 5\}$ $C = \{x | k-5 \le x \le k+5\}$ ($k$は定数) (1) 次の集合を求めよ。 (ア) $A \cap B$ (イ) $A \cup B$ (ウ) $\overline{B}$ (エ) $A \cup \overline{B}$ (2) $A \subset C$ となる $k$ の値の範囲を求めよ。
2025/5/4
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
1. 問題の内容
実数全体を全体集合とし、集合 A, B, C が次のように定義されています。
(は定数)
(1) 次の集合を求めよ。
(ア)
(イ)
(ウ)
(エ)
(2) となる の値の範囲を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
(ア) は、AとBの両方に含まれる要素の集合です。Aは 、Bは なので、両方に含まれる範囲は です。
(イ) は、AまたはBに含まれる要素の集合です。Aは 、Bは なので、AまたはBに含まれる範囲は です。
(ウ) は、Bに含まれない要素の集合です。Bは なので、は または です。
(エ) は、Aまたはに含まれる要素の集合です。Aは 、は または です。したがって、Aまたはに含まれる範囲は、 または です。
(2)
となるためには、Aのすべての要素がCに含まれる必要があります。つまり、 が に含まれる必要があります。
これは、 かつ であることが必要十分条件です。
まず、 を解くと、
次に、 を解くと、
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(ア)
(イ)
(ウ)
(エ)
(2)