放物線 $y = x^2$ と直線 $y = -3x + m$ が接するとき、定数 $m$ の値を求め、その接点の座標を求める。

代数学二次関数接する判別式放物線直線
2025/5/4

1. 問題の内容

放物線 y=x2y = x^2 と直線 y=3x+my = -3x + m が接するとき、定数 mm の値を求め、その接点の座標を求める。

2. 解き方の手順

2つのグラフが接するということは、x2=3x+mx^2 = -3x + m という方程式が重解を持つということです。
この方程式を整理すると、
x2+3xm=0x^2 + 3x - m = 0
となります。
この2次方程式の判別式 DD00 となれば、重解を持つことになります。
判別式 DD
D=324(1)(m)=9+4mD = 3^2 - 4(1)(-m) = 9 + 4m
したがって、9+4m=09 + 4m = 0 となる mm の値を求めます。
4m=94m = -9
m=94m = -\frac{9}{4}
次に、接点の座標を求めます。
x2+3x+94=0x^2 + 3x + \frac{9}{4} = 0
(x+32)2=0(x + \frac{3}{2})^2 = 0
x=32x = -\frac{3}{2}
y=x2y = x^2x=32x = -\frac{3}{2} を代入すると、
y=(32)2=94y = (-\frac{3}{2})^2 = \frac{9}{4}

3. 最終的な答え

m=94m = -\frac{9}{4}
接点の座標は (32,94)(-\frac{3}{2}, \frac{9}{4})

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