2点 $A(2, 1)$ と $B(4, -3)$ を直径の両端とする円の方程式を求めます。

幾何学円の方程式座標平面距離中点
2025/5/4

1. 問題の内容

2点 A(2,1)A(2, 1)B(4,3)B(4, -3) を直径の両端とする円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

円の方程式を求めるには、円の中心の座標と半径が必要です。
ステップ1:円の中心を求める。円の中心は、直径の両端の中点であるため、2点 A(2,1)A(2, 1)B(4,3)B(4, -3) の中点を求めます。中点の公式は (x1+x22,y1+y22)\left(\frac{x_1 + x_2}{2}, \frac{y_1 + y_2}{2}\right) です。
円の中心の座標は、
(2+42,1+(3)2)=(62,22)=(3,1)\left(\frac{2 + 4}{2}, \frac{1 + (-3)}{2}\right) = \left(\frac{6}{2}, \frac{-2}{2}\right) = (3, -1)
ステップ2:円の半径を求める。円の半径は、円の中心から円周上の点までの距離です。ここでは、中心 (3,1)(3, -1) と点 A(2,1)A(2, 1) 間の距離を求めます。距離の公式は (x2x1)2+(y2y1)2\sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2} です。
円の半径は、
(23)2+(1(1))2=(1)2+(2)2=1+4=5\sqrt{(2 - 3)^2 + (1 - (-1))^2} = \sqrt{(-1)^2 + (2)^2} = \sqrt{1 + 4} = \sqrt{5}
ステップ3:円の方程式を立てる。円の方程式の一般形は (xh)2+(yk)2=r2(x - h)^2 + (y - k)^2 = r^2 で、ここで (h,k)(h, k) は円の中心の座標、rr は円の半径です。中心 (3,1)(3, -1)、半径 5\sqrt{5} を代入します。
(x3)2+(y(1))2=(5)2(x - 3)^2 + (y - (-1))^2 = (\sqrt{5})^2
(x3)2+(y+1)2=5(x - 3)^2 + (y + 1)^2 = 5

3. 最終的な答え

(x3)2+(y+1)2=5(x - 3)^2 + (y + 1)^2 = 5

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