まず、余弦関数(cos)の性質を利用します。余弦関数は偶関数なので、cos(−x)=cos(x) が成り立ちます。 したがって、
cos(−67π)=cos(67π) 次に、67π は π+61π と書けます。つまり、67π は、π からさらに6π進んだ角度です。 単位円で考えると、この角度は第3象限に位置します。第3象限では、余弦の値は負です。
cos(π+6π)=−cos(6π) cos(6π)は、cos(30∘) と同じです。cos(30∘) の値は 23 であることはよく知られています。 したがって、
−cos(6π)=−23