与えられた数式の値を計算します。数式は $\frac{\sqrt{3} + 2\sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}}$ です。

代数学式の計算有理化平方根
2025/5/4

1. 問題の内容

与えられた数式の値を計算します。数式は
3+22232\frac{\sqrt{3} + 2\sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}}
です。

2. 解き方の手順

分母の有理化を行います。分母の符号を変えた 23+22\sqrt{3} + \sqrt{2} を分子と分母に掛けます。
3+22232=(3+22)(23+2)(232)(23+2)\frac{\sqrt{3} + 2\sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}} = \frac{(\sqrt{3} + 2\sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2})}{(2\sqrt{3} - \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2})}
分子を展開します。
(3+22)(23+2)=323+32+2223+222=23+6+46+22=6+56+4=10+56(\sqrt{3} + 2\sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2}) = \sqrt{3} \cdot 2\sqrt{3} + \sqrt{3} \cdot \sqrt{2} + 2\sqrt{2} \cdot 2\sqrt{3} + 2\sqrt{2} \cdot \sqrt{2} = 2 \cdot 3 + \sqrt{6} + 4\sqrt{6} + 2 \cdot 2 = 6 + 5\sqrt{6} + 4 = 10 + 5\sqrt{6}
分母を展開します。
(232)(23+2)=(23)2(2)2=432=122=10(2\sqrt{3} - \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2}) = (2\sqrt{3})^2 - (\sqrt{2})^2 = 4 \cdot 3 - 2 = 12 - 2 = 10
よって、
(3+22)(23+2)(232)(23+2)=10+5610=1010+5610=1+62\frac{(\sqrt{3} + 2\sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2})}{(2\sqrt{3} - \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2})} = \frac{10 + 5\sqrt{6}}{10} = \frac{10}{10} + \frac{5\sqrt{6}}{10} = 1 + \frac{\sqrt{6}}{2}

3. 最終的な答え

1+621 + \frac{\sqrt{6}}{2}

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