問題は、関数に関する以下の3つの問いに答えるものです。 (1) 2点(2, -3), (-1, 9) を通る直線の式を求める。 (2) 2元1次方程式 6x - 2y = 7 のグラフの傾きを求める。 (3) 関数 $y = \frac{1}{3}x^2$ で、$y = 12$ のときの $x$ の値を求める。 (4) 右の放物線の式を求める。グラフは頂点が原点にあり、点 (2, -3) を通る。 (5) 関数 $y = ax^2$ について、$x$ の変域が $-2 \le x \le 3$ のとき、$y$ の変域が $-36 \le y \le 0$ である。このとき、$a$ の値を求める。

代数学一次関数二次関数連立方程式グラフ放物線
2025/5/5
はい、承知いたしました。画像の問題を解いていきます。

1. 問題の内容

問題は、関数に関する以下の3つの問いに答えるものです。
(1) 2点(2, -3), (-1, 9) を通る直線の式を求める。
(2) 2元1次方程式 6x - 2y = 7 のグラフの傾きを求める。
(3) 関数 y=13x2y = \frac{1}{3}x^2 で、y=12y = 12 のときの xx の値を求める。
(4) 右の放物線の式を求める。グラフは頂点が原点にあり、点 (2, -3) を通る。
(5) 関数 y=ax2y = ax^2 について、xx の変域が 2x3-2 \le x \le 3 のとき、yy の変域が 36y0-36 \le y \le 0 である。このとき、aa の値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2点(2, -3), (-1, 9) を通る直線の式を y=ax+by = ax + b とおきます。
この式に2点の座標を代入すると、以下の連立方程式が得られます。
2a+b=32a + b = -3
a+b=9-a + b = 9
2つの式を引き算すると、3a=123a = -12 より a=4a = -4 となります。
これをa+b=9-a + b = 9 に代入すると、4+b=94 + b = 9 より b=5b = 5 となります。
よって、求める直線の式は、y=4x+5y = -4x + 5 です。
(2) 2元1次方程式 6x2y=76x - 2y = 7yy について解くと、
2y=6x72y = 6x - 7
y=3x72y = 3x - \frac{7}{2}
したがって、グラフの傾きは 3 です。
(3) 関数 y=13x2y = \frac{1}{3}x^2 で、y=12y = 12 のとき、
12=13x212 = \frac{1}{3}x^2
x2=36x^2 = 36
x=±6x = \pm 6
よって、x=±6x = \pm 6 です。
(4) 頂点が原点にある放物線の式は、y=ax2y = ax^2 と表されます。グラフが点 (2, -3) を通るので、
3=a(22)-3 = a(2^2)
3=4a-3 = 4a
a=34a = -\frac{3}{4}
したがって、放物線の式は、y=34x2y = -\frac{3}{4}x^2 です。
(5) 関数 y=ax2y = ax^2 について、xx の変域が 2x3-2 \le x \le 3 のとき、yy の変域が 36y0-36 \le y \le 0 である。
x=3x = 3 のとき、yy の値が最小値 -36 となるので、
36=a(32)-36 = a(3^2)
36=9a-36 = 9a
a=4a = -4
x=2x = -2 のときも同様に、
36=a(2)2-36 = a(-2)^2
36=4a-36 = 4a
a=9a = -9
xxの範囲にx=0x=0が含まれており、yyの範囲が 36y0-36 \le y \le 0 であることから、aa は負の値である必要があります。
xxの変域に0が含まれているため、必ずy=0y=0が含まれます。
x=3x=3の時、yyの最小値を取るので、
y=a32=36y = a * 3^2 = -36
9a=369a = -36
a=4a = -4
したがって、a=4a = -4 です。

3. 最終的な答え

(1) y=4x+5y = -4x + 5
(2) 3
(3) ±6\pm 6
(4) y=34x2y = -\frac{3}{4}x^2
(5) -4

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