1から5までの数字が書かれたカードが各数字3枚ずつ、計15枚ある。この中から同時に2枚引くとき、 (1) 1枚だけ奇数である確率を求めよ。 (2) 少なくとも1枚が奇数である確率を求めよ。
2025/5/5
1. 問題の内容
1から5までの数字が書かれたカードが各数字3枚ずつ、計15枚ある。この中から同時に2枚引くとき、
(1) 1枚だけ奇数である確率を求めよ。
(2) 少なくとも1枚が奇数である確率を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 1枚だけ奇数である確率
まず、15枚のカードから2枚引く場合の総数を計算する。これは組み合わせで求められ、
通り。
次に、奇数のカードと偶数のカードの枚数を数える。
奇数は1, 3, 5の3種類で、それぞれ3枚ずつなので、奇数のカードは 枚。
偶数は2, 4の2種類で、それぞれ3枚ずつなので、偶数のカードは 枚。
1枚だけ奇数である場合は、奇数1枚と偶数1枚を引く場合である。
奇数1枚を選ぶ場合の数は 通り。
偶数1枚を選ぶ場合の数は 通り。
したがって、1枚だけ奇数である場合の数は 通り。
求める確率は、。
(2) 少なくとも1枚が奇数である確率
少なくとも1枚が奇数である場合は、2枚とも奇数である場合と、1枚が奇数で1枚が偶数である場合がある。
しかし、余事象を考える方が簡単である。
2枚とも偶数である確率を求め、1から引けばよい。
2枚とも偶数である場合の数は、 通り。
2枚とも偶数である確率は、。
少なくとも1枚が奇数である確率は、。
3. 最終的な答え
(1) 1枚だけ奇数である確率は 。
(2) 少なくとも1枚が奇数である確率は 。