まず、2個のサイコロを投げた時の全事象は6×6=36通りです。 (1) AまたはBが起こる確率 P(A∪B) を求めます。 P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A∩B) 事象A:少なくとも1個は6の目が出る
Aの余事象は、どちらのサイコロも6が出ない場合なので、5×5=25通り。 よって、Aの確率は、
P(A)=1−3625=3611 事象B:出た目の和が偶数となる
2つのサイコロの目が両方とも偶数、または両方とも奇数の場合に和が偶数になります。
偶数+偶数:3×3=9通り 奇数+奇数:3×3=9通り したがって、和が偶数になるのは9+9=18通りなので、 P(B)=3618=21 事象A∩B:少なくとも1個は6の目が出て、かつ出た目の和が偶数 この事象は (6,2), (6,4), (6,6), (2,6), (4,6) の5通りなので、
P(A∩B)=365 よって、P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A∩B)=3611+21−365=3611+3618−365=3624=32 (2) A, Bのどちらか一方だけが起こる確率を求めます。
これは P(A∪B)−P(A∩B) ということになります。 事象Aのみが起こる確率はP(A)−P(A∩B)=3611−365=366 事象Bのみが起こる確率はP(B)−P(A∩B)=21−365=3618−365=3613 したがって、A, Bのどちらか一方だけが起こる確率は、
366+3613=3619