全体集合$U$とその部分集合$A, B$について、$n(U) = 50$, $n(A \cap B) = 19$であるとき、$n(\overline{A} \cup \overline{B})$を求める。

その他集合ド・モルガンの法則補集合集合の要素数
2025/5/5

1. 問題の内容

全体集合UUとその部分集合A,BA, Bについて、n(U)=50n(U) = 50, n(AB)=19n(A \cap B) = 19であるとき、n(AB)n(\overline{A} \cup \overline{B})を求める。

2. 解き方の手順

まず、ド・モルガンの法則を用いて、AB\overline{A} \cup \overline{B}を変形する。
AB=AB\overline{A} \cup \overline{B} = \overline{A \cap B}
したがって、n(AB)=n(AB)n(\overline{A} \cup \overline{B}) = n(\overline{A \cap B})となる。
次に、補集合の性質を用いる。全体集合UUにおける集合ABA \cap Bの補集合AB\overline{A \cap B}の要素の個数は、n(AB)=n(U)n(AB)n(\overline{A \cap B}) = n(U) - n(A \cap B)で与えられる。
問題文より、n(U)=50n(U) = 50n(AB)=19n(A \cap B) = 19であるから、
n(AB)=5019n(\overline{A \cap B}) = 50 - 19

3. 最終的な答え

n(AB)=n(AB)=5019=31n(\overline{A} \cup \overline{B}) = n(\overline{A \cap B}) = 50 - 19 = 31
答え: 31

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