屈折率が異なる媒質1と媒質2がある。媒質1から媒質2に光を入射させたところ、光は屈折して図の方向に進んだ。媒質1と媒質2のどちらで光が速く伝わるか答える問題。
2025/3/6
1. 問題の内容
屈折率が異なる媒質1と媒質2がある。媒質1から媒質2に光を入射させたところ、光は屈折して図の方向に進んだ。媒質1と媒質2のどちらで光が速く伝わるか答える問題。
2. 解き方の手順
屈折の法則を用いる。屈折の法則は、 で表される。ここで、 は媒質1の屈折率、 は媒質2の屈折率、 は媒質1における入射角、 は媒質2における屈折角である。
図から、 > である。よって、 > となる。
より、 である。
光の速さ と屈折率 の関係は、 で表される。ここで、 は真空中の光速である。
したがって、屈折率が小さいほど光の速さは大きくなる。
なので、媒質1における光の速さ は、媒質2における光の速さ よりも大きい。
3. 最終的な答え
媒質1