問題は三角比、正弦定理・余弦定理、三角形の面積比、円の性質に関する4つの小問から構成されています。 (1) $0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ であり、$cos\theta = -\frac{\sqrt{5}}{3}$のとき、$sin\theta$と$tan\theta$の値を求めます。 (2) $\triangle ABC$において、$AB=2\sqrt{5}, AC=3, B=30^\circ, C$が鋭角であるとき、$sinC, cosC, BC$の値を求めます。 (3) $\triangle ABC$において、辺$AB$を$1:2$に内分する点を$P$、辺$CA$を$4:3$に内分する点を$Q$とする。線分$BQ$と線分$CP$の交点を$R$とし、直線$AR$と辺$BC$の交点を$S$とするとき、$BS:SC$と$\triangle APR : \triangle ABC$を求めます。 (4) 円周上の点$A, B, C, D$があり、点$C$における円の接線と直線$AB$との交点を$P$とするとき、角度$x$と$y$を求めます。
2025/5/6
1. 問題の内容
問題は三角比、正弦定理・余弦定理、三角形の面積比、円の性質に関する4つの小問から構成されています。
(1) であり、のとき、との値を求めます。
(2) において、が鋭角であるとき、の値を求めます。
(3) において、辺をに内分する点を、辺をに内分する点をとする。線分と線分の交点をとし、直線と辺の交点をとするとき、とを求めます。
(4) 円周上の点があり、点における円の接線と直線との交点をとするとき、角度とを求めます。
2. 解き方の手順
(1)
より、
なので、。よって、
(2)
正弦定理より、なので、
より、
は鋭角なので、。よって、
余弦定理より、なので、
なので、
(3)
チェバの定理より、
メネラウスの定理より、
面積比については、
(4)
とすると、接弦定理より、。
において、だから、
四角形は円に内接するので、対角の和は。
より、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)