円錐の側面に糸を巻き付ける問題です。 (1) 糸の長さが最も短くなるように巻き付けた時の、展開図における糸の形状を4つの選択肢から選びます。 (2) 糸の長さを求めます。
2025/5/6
1. 問題の内容
円錐の側面に糸を巻き付ける問題です。
(1) 糸の長さが最も短くなるように巻き付けた時の、展開図における糸の形状を4つの選択肢から選びます。
(2) 糸の長さを求めます。
2. 解き方の手順
(1) 糸の長さが最も短くなるのは、展開図において点Aと点A'を結ぶ線分が直線になる時です。展開図は円錐の側面を展開した扇形なので、点Aと点A'を結ぶ線分は扇形の中を通る必要があります。選択肢の中からこれに該当するものを探すと、「ウ」となります。
(2) 点Aから出発して点A'に戻る糸の長さは、展開図における線分AA'の長さに等しくなります。
展開図において、PA = PA' = 6 cmであり、角APA' = 60°です。三角形APA'は二等辺三角形なので、余弦定理を用いてAA'の長さを求めます。
AA' = PA + PA' - 2*PA*PA'*cos(角APA')
AA' = + - 2 * 6 * 6 * cos(60°)
AA' = 36 + 36 - 2 * 36 * (1/2)
AA' = 72 - 36
AA' = 36
AA' = = 6 cm
3. 最終的な答え
(1) ウ
(2) 6 cm