1. 問題の内容
100円硬貨と50円硬貨がそれぞれ2枚ずつ、合計4枚ある。この4枚を同時に投げたとき、表が出た硬貨の金額の合計が100円以上になる確率を求める。
2. 解き方の手順
まず、すべての硬貨の出方の組み合わせの数を求める。各硬貨は表か裏の2通りの出方があるので、4枚の硬貨の出方は 通りである。
次に、表が出た硬貨の合計金額が100円未満になる場合を数える。これは、100円以上の確率を求めるために、余事象の確率を計算するアプローチである。
* すべて裏の場合: 合計0円
* 50円硬貨1枚のみ表の場合: 合計50円
* 100円硬貨1枚のみ表の場合: 合計100円
* 50円硬貨2枚のみ表の場合: 合計100円
* 50円硬貨1枚と100円硬貨1枚のみ表の場合:合計150円
合計金額が100円未満になるのは、以下の3つの場合である。
* 全て裏:0円
* 50円1枚だけ表:50円
100円1枚のみ表の場合は、100円なので、100円以上になる。
50円硬貨2枚のみ表の場合も100円になる。
100円未満のパターンは以下のとおり。
* すべて裏 (0円): 1通り
* 50円硬貨1枚のみ表 (50円): 2通り
したがって、合計金額が100円未満になるのは 通りである。
合計金額が100円以上になるのは、全事象から100円未満になる場合を引いたものである。
つまり、 通りである。
したがって、100円以上になる確率は、 となる。