与えられた式 $2x^2 + xy - y^2 - 3x + 1$ を因数分解する問題です。

代数学因数分解二次式多項式
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた式 2x2+xyy23x+12x^2 + xy - y^2 - 3x + 1 を因数分解する問題です。

2. 解き方の手順

まず、xx について整理します。
2x2+(y3)x(y21)2x^2 + (y - 3)x - (y^2 - 1)
次に、定数項 (y21)-(y^2 - 1) を因数分解します。
(y21)=(y1)(y+1)-(y^2 - 1) = -(y-1)(y+1)
ここで、2x2+(y3)x(y1)(y+1)2x^2 + (y - 3)x - (y-1)(y+1) を因数分解できると仮定すると、
(2x+Ay+B)(x+Cy+D)(2x + Ay + B)(x + Cy + D) の形になります。
展開すると、
2x2+(2C+A)xy+ACy2+(2D+B)x+(AD+BC)y+BD2x^2 + (2C + A)xy + ACy^2 + (2D + B)x + (AD + BC)y + BD
係数を比較すると、
AC=1AC = -1
2C+A=12C + A = 1
AD+BC=0AD + BC = 0
BD=1BD = 1
2D+B=32D + B = -3
AC=1AC = -1 なので、例えば A=1A = 1C=1C = -1 とすると、
2(1)+A=12(-1) + A = 1 より A=3A = 3 となり、矛盾します。
A=1A = -1C=1C = 1 とすると、
2(1)+A=12(1) + A = 1 より A=1A = -1 となり、矛盾はありません。
このとき BD=1BD = 1 なので、B=1B = 1D=1D = 1 または B=1B = -1D=1D = -1 が考えられます。
B=1B = 1D=1D = 1 のとき、2D+B=2(1)+1=32D + B = 2(1) + 1 = 3 となり、2D+B=32D + B = -3 に矛盾します。
B=1B = -1D=1D = -1 のとき、2D+B=2(1)+(1)=32D + B = 2(-1) + (-1) = -3 となり、成り立ちます。
また、AD+BC=A(1)+B(1)=A+B=(1)+(1)=11=0AD + BC = A(-1) + B(1) = -A + B = -(-1) + (-1) = 1 - 1 = 0 となり、成り立ちます。
したがって、A=1A = -1, B=1B = -1, C=1C = 1, D=1D = -1 であることがわかります。
よって、2x2+xyy23x+1=(2xy1)(x+y1)2x^2 + xy - y^2 - 3x + 1 = (2x - y - 1)(x + y - 1) と因数分解できます。

3. 最終的な答え

(x+y1)(2xy1)(x + y - 1)(2x - y - 1)

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