男子2人と女子5人がいる。くじ引きで順番を決めて1列に並ぶとき、男子のA君が左端に並ぶ確率を求める。

確率論・統計学確率順列組み合わせ場合の数
2025/5/6
## 問題39 (1)

1. 問題の内容

男子2人と女子5人がいる。くじ引きで順番を決めて1列に並ぶとき、男子のA君が左端に並ぶ確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、全体の並び方の総数を求める。7人全員を並べるので、その総数は 7!7! である。
次に、A君が左端に固定されている場合の並び方を考える。A君以外の6人を並べるので、その並び方は 6!6! である。
したがって、A君が左端に並ぶ確率は、6!7!\frac{6!}{7!} となる。
これを計算すると、
\frac{6!}{7!} = \frac{6!}{7 \times 6!} = \frac{1}{7}

3. 最終的な答え

A君が左端に並ぶ確率は 17\frac{1}{7} である。
## 問題39 (2)

1. 問題の内容

男子2人と女子5人がいる。くじ引きで順番を決めて1列に並ぶとき、男子2人が隣り合う確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、全体の並び方の総数は、7!7!である。
次に、男子2人が隣り合う場合の数を考える。男子2人を1つのグループとして考え、これをGとする。すると、Gと女子5人の合計6人を並べることになる。この並べ方は 6!6! 通りである。
また、グループGの中での男子2人の並び方は2通りある。
したがって、男子2人が隣り合う場合の数は 6!×26! \times 2 通りである。
よって、男子2人が隣り合う確率は、6!×27!\frac{6! \times 2}{7!} となる。
これを計算すると、
\frac{6! \times 2}{7!} = \frac{6! \times 2}{7 \times 6!} = \frac{2}{7}

3. 最終的な答え

男子2人が隣り合う確率は 27\frac{2}{7} である。
## 問題40 (1)

1. 問題の内容

赤玉4個と白玉3個が入っている袋の中から、同時に2個の玉を取り出すとき、2個とも赤玉が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、全体の取り出し方の総数を求める。7個の玉の中から2個を取り出すので、その総数は 7C2_7C_2 である。
7C2=7!2!(72)!=7!2!5!=7×62×1=21_7C_2 = \frac{7!}{2!(7-2)!} = \frac{7!}{2!5!} = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21
次に、2個とも赤玉が出る場合の数を求める。4個の赤玉の中から2個を取り出すので、その総数は 4C2_4C_2 である。
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6_4C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
したがって、2個とも赤玉が出る確率は、4C27C2=621\frac{_4C_2}{_7C_2} = \frac{6}{21} となる。
これを約分すると、621=27\frac{6}{21} = \frac{2}{7}

3. 最終的な答え

2個とも赤玉が出る確率は 27\frac{2}{7} である。
## 問題40 (2)

1. 問題の内容

赤玉4個と白玉3個が入っている袋の中から、同時に2個の玉を取り出すとき、異なる色の玉が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

異なる色の玉が出る場合、赤玉1個と白玉1個を取り出すことになる。
赤玉1個を取り出す方法は 4C1=4_4C_1 = 4 通り、白玉1個を取り出す方法は 3C1=3_3C_1 = 3 通りである。
したがって、赤玉1個と白玉1個を取り出す方法は 4×3=124 \times 3 = 12 通りである。
全体の取り出し方は 7C2=21_7C_2 = 21 通りである。
よって、異なる色の玉が出る確率は、1221\frac{12}{21} となる。
これを約分すると、1221=47\frac{12}{21} = \frac{4}{7}

3. 最終的な答え

異なる色の玉が出る確率は 47\frac{4}{7} である。

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