三角形ABCにおいて、DE//BC、EF:FB = 2:3 である。線分GBの長さをxとするとき、xの値を求めよ。ただし、線分ADの長さは4.2cm、線分BCの長さは8.4cmである。

幾何学相似三角形線分比平行線
2025/5/6

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、DE//BC、EF:FB = 2:3 である。線分GBの長さをxとするとき、xの値を求めよ。ただし、線分ADの長さは4.2cm、線分BCの長さは8.4cmである。

2. 解き方の手順

まず、DE//BCより、三角形ADEと三角形ABCは相似である。
したがって、
ADAC=DEBC\frac{AD}{AC} = \frac{DE}{BC}
次に、EF:FB = 2:3より、
EFEB=22+3=25\frac{EF}{EB} = \frac{2}{2+3} = \frac{2}{5}
ここで、三角形EFGと三角形BCGも相似である。したがって、
FGBG=EFBC\frac{FG}{BG} = \frac{EF}{BC}
AD = 4.2cm、BC = 8.4cmより、
FGBG=EFBC=EFEBEBBC=25EBBC\frac{FG}{BG} = \frac{EF}{BC} = \frac{EF}{EB} \cdot \frac{EB}{BC} = \frac{2}{5} \cdot \frac{EB}{BC}
また、三角形EBDと三角形ABCも相似である。
EBAB=EDAC=BDBC\frac{EB}{AB} = \frac{ED}{AC} = \frac{BD}{BC}
したがって
AD/AC=4.2AC=DE8.4AD/AC = \frac{4.2}{AC} = \frac{DE}{8.4}
EF:FB=2:3EF:FB = 2:3
EFGBCG\triangle EFG \sim \triangle BCG
EFBC=FGGC\frac{EF}{BC} = \frac{FG}{GC}
EFFB=23\frac{EF}{FB} = \frac{2}{3}
EFEB=25\frac{EF}{EB} = \frac{2}{5}
FGBG=EFBC=25×ADAB\frac{FG}{BG} = \frac{EF}{BC} = \frac{2}{5} \times \frac{AD}{AB}
FGBG=25\frac{FG}{BG} = \frac{2}{5}
x+4.2=CB/2x + 4.2 = CB/2
DE/BC=2/5DE/BC = 2/5
x4.2=BC4.2BC\frac{x}{4.2} = \frac{BC-4.2}{BC}
4.2=BC/24.2 = BC/2
DE:BC=FG:BGDE:BC = FG:BG
FGx=EDBC\frac{FG}{x} = \frac{ED}{BC}
BC=x+CG=4.2BC= x + CG = 4.2
DEBC=EFFB\frac{DE}{BC}=\frac{EF}{FB}
BG=xBG = x, CG=8.4xCG = 8.4 - x
三角形EFGと三角形BCGは相似なので、
FGx=EFBC\frac{FG}{x} = \frac{EF}{BC}
EB5=FB3\frac{EB}{5} = \frac{FB}{3}
線分比を考えると、 FG/GB=EF/BCFG/GB = EF/BC, EF:FB=2:3EF:FB=2:3.
したがって、FB=3y,EF=2yFB=3y, EF=2yとおける。
BF/BE=3/5BF/BE = 3/5.
したがって、4.2=ACAD4.2 = \frac{AC}{AD}
三角形EFGと三角形BCGに着目すると、EF/BC = FG/GB. また、AD/AC = DE/BC = 2/5 と予想される。
DE/BCEF/BCDE/BC \neq EF/BC

3. 最終的な答え

x = 5.6

「幾何学」の関連問題

円 $C: x^2 + y^2 = 25$ と直線 $l: y = 3x + k$ が与えられている。 (1) 円 $C$ と直線 $l$ が共有点を持つときの、定数 $k$ の値の範囲を求める。 (...

直線共有点接線距離座標
2025/5/6

与えられた三角関数の式 $\sin \theta - \sqrt{3} \cos \theta$ を、$r \sin (\theta + \alpha)$ の形に変形せよ。ただし、$r > 0$ かつ...

三角関数三角関数の合成三角比
2025/5/6

円に内接する四角形ABCDにおいて、辺ABとDCの延長の交点をP、辺BCとADの延長の交点をQとする。$\angle P = 28^\circ$, $\angle Q = 54^\circ$, $AP...

円に内接する四角形方べきの定理角度相似幾何
2025/5/6

三角形ABCにおいて、$A = 60^{\circ}$、$AB = 5$、$AC = 8$ のとき、辺BCの長さを求めよ。

三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/5/6

三角形ABCにおいて、AB=6, AC=8とする。 (1) 角BAC=90°の場合について、BCの長さ、外心OからAまでの距離AO、辺ACの中点MからBまでの距離BM、重心GからBまでの距離BG、内接...

三角形三平方の定理外心重心内接円方べきの定理メネラウスの定理チェバの定理相似
2025/5/6

四面体OABCにおいて、$OA=2$, $OB=3$, $OC=4$ であり、辺OA, OB, OCは互いに垂直である。このとき、四面体OABCの体積を求める。

四面体体積空間図形
2025/5/6

底面の円の半径が $a$、高さが $h$ の円錐 A がある。円柱 B は、底面の円の半径が円錐 A の2倍(つまり $2a$)で、高さは円錐 A と同じ $h$ である。円柱 B の体積は円錐 A ...

体積円錐円柱半球半径
2025/5/6

点Oが三角形ABCの外心であるとき、図中の角度xとyの値を求めよ。

外心三角形角度
2025/5/6

点Oは三角形ABCの外心であるとき、角xと角yの角度を求める問題です。

外心三角形角度二等辺三角形
2025/5/6

点Oは三角形ABCの外心である。図に示された角度の情報から、$x$と$y$の角度を求める。

外心三角形角度二等辺三角形
2025/5/6