確率変数 $X$ の確率分布が与えられており、$P(X \le 2) = \frac{1}{2}$ であるとき、表の空欄 $[1]$ と $[2]$ を埋める問題です。

確率論・統計学確率分布確率変数確率の計算
2025/5/6

1. 問題の内容

確率変数 XX の確率分布が与えられており、P(X2)=12P(X \le 2) = \frac{1}{2} であるとき、表の空欄 [1][1][2][2] を埋める問題です。

2. 解き方の手順

まず、P(X2)=P(X=1)+P(X=2)P(X \le 2) = P(X=1) + P(X=2) であることから、P(X=1)+P(X=2)=12P(X=1) + P(X=2) = \frac{1}{2} が成り立ちます。
与えられた確率分布より、P(X=1)=14P(X=1) = \frac{1}{4} であるから、
14+P(X=2)=12\frac{1}{4} + P(X=2) = \frac{1}{2}
P(X=2)=1214=14P(X=2) = \frac{1}{2} - \frac{1}{4} = \frac{1}{4}
したがって、[1]=14 [1] = \frac{1}{4} となります。
次に、確率の総和が1であることから、
P(X=1)+P(X=2)+P(X=3)+P(X=4)+P(X=5)+P(X=6)=1P(X=1) + P(X=2) + P(X=3) + P(X=4) + P(X=5) + P(X=6) = 1
14+14+16+18+P(X=5)+18=1\frac{1}{4} + \frac{1}{4} + \frac{1}{6} + \frac{1}{8} + P(X=5) + \frac{1}{8} = 1
624+624+424+324+P(X=5)+324=1\frac{6}{24} + \frac{6}{24} + \frac{4}{24} + \frac{3}{24} + P(X=5) + \frac{3}{24} = 1
2224+P(X=5)=1\frac{22}{24} + P(X=5) = 1
P(X=5)=12224=242224=224=112P(X=5) = 1 - \frac{22}{24} = \frac{24-22}{24} = \frac{2}{24} = \frac{1}{12}
したがって、[2]=112 [2] = \frac{1}{12} となります。

3. 最終的な答え

[1]=14[1] = \frac{1}{4}
[2]=112[2] = \frac{1}{12}
選択肢の中から、[1]が14\frac{1}{4}、[2]が112\frac{1}{12}のものを探すと、選択肢2が該当します。

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