Aの袋には赤玉が4個、白玉が5個入っており、Bの袋には赤玉が5個、白玉が3個入っています。AとBの袋からそれぞれ1個ずつ玉を取り出すとき、以下の確率を求めます。 (1) 2個とも赤玉である確率 (2) 2個とも白玉である確率 (3) 取り出した玉が同じ色である確率

確率論・統計学確率事象確率の加法定理確率の乗法定理
2025/5/7

1. 問題の内容

Aの袋には赤玉が4個、白玉が5個入っており、Bの袋には赤玉が5個、白玉が3個入っています。AとBの袋からそれぞれ1個ずつ玉を取り出すとき、以下の確率を求めます。
(1) 2個とも赤玉である確率
(2) 2個とも白玉である確率
(3) 取り出した玉が同じ色である確率

2. 解き方の手順

(1) 2個とも赤玉である確率
Aの袋から赤玉を取り出す確率は 44+5=49\frac{4}{4+5} = \frac{4}{9} です。
Bの袋から赤玉を取り出す確率は 55+3=58\frac{5}{5+3} = \frac{5}{8} です。
したがって、2個とも赤玉である確率は、
49×58=2072=518\frac{4}{9} \times \frac{5}{8} = \frac{20}{72} = \frac{5}{18}
(2) 2個とも白玉である確率
Aの袋から白玉を取り出す確率は 54+5=59\frac{5}{4+5} = \frac{5}{9} です。
Bの袋から白玉を取り出す確率は 35+3=38\frac{3}{5+3} = \frac{3}{8} です。
したがって、2個とも白玉である確率は、
59×38=1572=524\frac{5}{9} \times \frac{3}{8} = \frac{15}{72} = \frac{5}{24}
(3) 取り出した玉が同じ色である確率
取り出した玉が同じ色である確率は、2個とも赤玉である確率と2個とも白玉である確率の和です。
したがって、求める確率は、
518+524=2072+1572=3572\frac{5}{18} + \frac{5}{24} = \frac{20}{72} + \frac{15}{72} = \frac{35}{72}

3. 最終的な答え

(1) 2個とも赤玉である確率: 518\frac{5}{18}
(2) 2個とも白玉である確率: 524\frac{5}{24}
(3) 取り出した玉が同じ色である確率: 3572\frac{35}{72}

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