与えられた統計データ $30.0, 31.0, 30.5, 29.9, 30.4$ の平均と分散を求め、答えは小数第3位を四捨五入すること。

確率論・統計学平均分散統計データ
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた統計データ 30.0,31.0,30.5,29.9,30.430.0, 31.0, 30.5, 29.9, 30.4 の平均と分散を求め、答えは小数第3位を四捨五入すること。

2. 解き方の手順

ステップ1: 平均を計算する。
平均は、データの総和をデータの個数で割ったものです。
データの総和は 30.0+31.0+30.5+29.9+30.4=151.830.0 + 31.0 + 30.5 + 29.9 + 30.4 = 151.8 です。
データの個数は 55 です。
よって平均 μ\mu
μ=151.85=30.36\mu = \frac{151.8}{5} = 30.36
ステップ2: 分散を計算する。
分散は、各データ点と平均の差の二乗の平均です。
まず、各データ点と平均の差を計算します。
30.030.36=0.3630.0 - 30.36 = -0.36
31.030.36=0.6431.0 - 30.36 = 0.64
30.530.36=0.1430.5 - 30.36 = 0.14
29.930.36=0.4629.9 - 30.36 = -0.46
30.430.36=0.0430.4 - 30.36 = 0.04
次に、これらの差の二乗を計算します。
(0.36)2=0.1296(-0.36)^2 = 0.1296
(0.64)2=0.4096(0.64)^2 = 0.4096
(0.14)2=0.0196(0.14)^2 = 0.0196
(0.46)2=0.2116(-0.46)^2 = 0.2116
(0.04)2=0.0016(0.04)^2 = 0.0016
これらの二乗の総和を計算します。
0.1296+0.4096+0.0196+0.2116+0.0016=0.7720.1296 + 0.4096 + 0.0196 + 0.2116 + 0.0016 = 0.772
分散 σ2\sigma^2 は、二乗の総和をデータの個数で割ったものです。
σ2=0.7725=0.1544\sigma^2 = \frac{0.772}{5} = 0.1544
小数第3位を四捨五入すると、0.150.15

3. 最終的な答え

平均: 30.3630.36
分散: 0.150.15

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