与えられたデータ $4, 7, 5, 4, 6$ の標準偏差を求める問題です。

確率論・統計学標準偏差データの分析分散
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられたデータ 4,7,5,4,64, 7, 5, 4, 6 の標準偏差を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、データの平均値を計算します。次に、各データと平均値の差の二乗を計算し、それらの平均(分散)を求めます。最後に、分散の平方根を計算して標準偏差を求めます。
ステップ1: 平均値を計算する
与えられたデータの合計は 4+7+5+4+6=264 + 7 + 5 + 4 + 6 = 26 です。
データの数は 55 個なので、平均値 xˉ\bar{x}
xˉ=265=5.2\bar{x} = \frac{26}{5} = 5.2
ステップ2: 各データと平均値の差の二乗を計算する
各データについて、(データ平均値)2(データ - 平均値)^2 を計算します。
(45.2)2=(1.2)2=1.44(4 - 5.2)^2 = (-1.2)^2 = 1.44
(75.2)2=(1.8)2=3.24(7 - 5.2)^2 = (1.8)^2 = 3.24
(55.2)2=(0.2)2=0.04(5 - 5.2)^2 = (-0.2)^2 = 0.04
(45.2)2=(1.2)2=1.44(4 - 5.2)^2 = (-1.2)^2 = 1.44
(65.2)2=(0.8)2=0.64(6 - 5.2)^2 = (0.8)^2 = 0.64
ステップ3: 分散を計算する
上記の差の二乗の合計は 1.44+3.24+0.04+1.44+0.64=6.81.44 + 3.24 + 0.04 + 1.44 + 0.64 = 6.8 です。
分散 s2s^2 は、この合計をデータの数で割ったものです。
s2=6.85=1.36s^2 = \frac{6.8}{5} = 1.36
ステップ4: 標準偏差を計算する
標準偏差 ss は、分散の平方根です。
s=1.36=136100=3425=345s = \sqrt{1.36} = \sqrt{\frac{136}{100}} = \sqrt{\frac{34}{25}} = \frac{\sqrt{34}}{5}

3. 最終的な答え

標準偏差は 345\frac{\sqrt{34}}{5} です。

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