確率変数 $X$ の期待値が3、分散が7である。確率変数 $Y$ の期待値が-1、分散が4である。$X$ と $Y$ は互いに独立であるとき、確率変数 $2X + 3Y$ の分散を求める。

確率論・統計学確率変数分散期待値独立線形性
2025/5/6

1. 問題の内容

確率変数 XX の期待値が3、分散が7である。確率変数 YY の期待値が-1、分散が4である。XXYY は互いに独立であるとき、確率変数 2X+3Y2X + 3Y の分散を求める。

2. 解き方の手順

確率変数 XX の分散を V(X)V(X)、確率変数 YY の分散を V(Y)V(Y) と表す。
確率変数 aX+bYaX + bYaa, bb は定数)の分散は、XとYが独立であるとき、以下の式で表される。
V(aX+bY)=a2V(X)+b2V(Y)V(aX + bY) = a^2V(X) + b^2V(Y)
問題文より、V(X)=7V(X) = 7V(Y)=4V(Y) = 4a=2a = 2b=3b = 3 であるから、
V(2X+3Y)=22V(X)+32V(Y)=4V(X)+9V(Y)V(2X + 3Y) = 2^2V(X) + 3^2V(Y) = 4V(X) + 9V(Y)
=4×7+9×4=28+36=64= 4 \times 7 + 9 \times 4 = 28 + 36 = 64

3. 最終的な答え

64

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