与えられた複素数に関する方程式 $(2+3i)x + (4+5i)y = 6+7i$ を満たす実数 $x$ と $y$ の値を求める問題です。

代数学複素数方程式連立方程式
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた複素数に関する方程式 (2+3i)x+(4+5i)y=6+7i(2+3i)x + (4+5i)y = 6+7i を満たす実数 xxyy の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

方程式を展開し、実部と虚部をそれぞれ比較することで、xxyy に関する連立方程式を立てます。
まず、与えられた方程式を展開します。
2x+3ix+4y+5iy=6+7i2x + 3ix + 4y + 5iy = 6 + 7i
次に、実部と虚部を整理します。
(2x+4y)+(3x+5y)i=6+7i(2x + 4y) + (3x + 5y)i = 6 + 7i
複素数の相等条件より、実部と虚部がそれぞれ等しくなるため、以下の連立方程式が得られます。
2x+4y=62x + 4y = 6
3x+5y=73x + 5y = 7
この連立方程式を解きます。最初の式を2で割ると、
x+2y=3x + 2y = 3
したがって、
x=32yx = 3 - 2y
これを二番目の式に代入すると、
3(32y)+5y=73(3 - 2y) + 5y = 7
96y+5y=79 - 6y + 5y = 7
y=2-y = -2
y=2y = 2
これを x=32yx = 3 - 2y に代入すると、
x=32(2)=34=1x = 3 - 2(2) = 3 - 4 = -1
よって、x=1x = -1y=2y = 2 が得られます。

3. 最終的な答え

x=1x = -1, y=2y = 2

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