まず、チェバの定理を用いてBS:SCを求めます。チェバの定理とは、三角形ABCの辺AB, BC, CA上にそれぞれ点P, S, Qがあるとき、3直線AS, BQ, CPが一点で交わるための必要十分条件は、
PBAP⋅SCBS⋅QACQ=1 が成り立つことです。
この問題ではAP:PB = 1:2、CQ:QA = 3:4なので、
PBAP=21、QACQ=43となります。 チェバの定理に代入すると、
21⋅SCBS⋅43=1 SCBS=38 したがって、BS:SC = 8:3となります。
次に、メネラウスの定理を用いてAR:RSを求めます。メネラウスの定理とは、三角形BCSにおいて、直線ARが辺BC, CS, SBまたはそれらの延長とそれぞれS, A, Rで交わるとき、
RQBR⋅ACQA⋅SBCS=1 または
AQCA⋅RBQR⋅SCBS=1 です。
三角形ACSと直線BQに着目すると
PBAP⋅SCBS⋅QACQ=1 BPAB⋅RCPR⋅QACQ=1 23⋅RBQR⋅43=1 RBQR=98 したがって、BQ:QR:RB = 17:8:9
SRASを求めるために、メネラウスの定理を三角形ABCと直線ARに適用する。 SCBS⋅QACQ⋅PBAP=1 CQAC⋅RBQR⋅SCBS=1 次に、△APR:△ABCを計算します。
ASAR=2517 ABAP=31 ACAQ=74 △ABCの面積をSとすると、
△ABR=179ABQ △APR=ASAR⋅ABAP⋅△ABS △ABC=Sとすると、 △ABS=BCBSS=118S △APR=ASAR⋅ABAP⋅△ABS=31⋅118S =31ASAR⋅△ABC ASARを求めるためにメネラウスの定理を適用する。 △ABS=118S △APR=ABAP⋅ACAQ⋅SAB∗AC−AR∗AS=3174△ARS △APR=ASARABAPACAQ△ABC =2517⋅31⋅74=52568 △APR:△ABC=68:525