原点をOとする座標平面上に、2点A(1, 2), P(4, 3)があります。直線OAに関して、点Pと対称な点Qの座標を求める問題です。

幾何学座標平面対称な点直線の方程式垂直条件連立方程式
2025/5/6

1. 問題の内容

原点をOとする座標平面上に、2点A(1, 2), P(4, 3)があります。直線OAに関して、点Pと対称な点Qの座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

点Qの座標を(x, y)とします。
直線OAの方程式は、y=2xy = 2xです。
ステップ1: 線分PQの中点が直線OA上にある条件
線分PQの中点をMとすると、Mの座標は(4+x2,3+y2)\left(\frac{4+x}{2}, \frac{3+y}{2}\right)です。
Mが直線OA上にあるので、以下が成り立ちます。
3+y2=24+x2\frac{3+y}{2} = 2 \cdot \frac{4+x}{2}
3+y=4+x3+y = 4+x
y=x+1y = x+1
ステップ2: 直線PQが直線OAと垂直である条件
直線PQの傾きはy3x4\frac{y-3}{x-4}です。
直線OAの傾きは2です。
2つの直線が垂直である条件は、傾きの積が-1になることです。
y3x42=1\frac{y-3}{x-4} \cdot 2 = -1
2(y3)=(x4)2(y-3) = -(x-4)
2y6=x+42y-6 = -x+4
2y=x+102y = -x+10
ステップ3: 連立方程式を解く
y=x+1y = x+12y=x+102y = -x+10の連立方程式を解きます。
2(x+1)=x+102(x+1) = -x+10
2x+2=x+102x+2 = -x+10
3x=83x = 8
x=83x = \frac{8}{3}
y=x+1=83+1=113y = x+1 = \frac{8}{3} + 1 = \frac{11}{3}
したがって、点Qの座標は(83,113)\left(\frac{8}{3}, \frac{11}{3}\right)です。

3. 最終的な答え

(83,113)\left(\frac{8}{3}, \frac{11}{3}\right)

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