円の中心O、線分BO=線分CD、$\angle ABC = 51^\circ$であるとき、$\angle x$の大きさを求める。

幾何学角度二等辺三角形中心角円周角
2025/5/7

1. 問題の内容

円の中心O、線分BO=線分CD、ABC=51\angle ABC = 51^\circであるとき、x\angle xの大きさを求める。

2. 解き方の手順

まず、円の中心Oと点Aを結びます。
BO=CDBO = CD、BOは円の半径なので、CD=BOCD = BO
BO=AOBO = AO(半径)なので、AO=CDAO = CD
ABO\triangle ABOAO=BOAO=BOの二等辺三角形なので、BAO=ABO=51\angle BAO = \angle ABO = 51^\circ
よって、AOB=1805151=180102=78\angle AOB = 180^\circ - 51^\circ - 51^\circ = 180^\circ - 102^\circ = 78^\circ
次に、円の中心Oと点Dを結びます。
AOB\angle AOBは弧ABに対する中心角なので、円周角ACB\angle ACBは、
ACB=12AOB=12×78=39\angle ACB = \frac{1}{2} \angle AOB = \frac{1}{2} \times 78^\circ = 39^\circ
OCD\triangle OCDは、OCODOC \ne ODであることに注意すると、二等辺三角形ではありません。
OD=BOOD = BO(半径)なので、OD=CDOD=CD
よってOCD\triangle OCDOD=CDOD=CDの二等辺三角形なので、DOC=COD\angle DOC = \angle COD
ODC=DOC=x\angle ODC = \angle DOC = x
COD=1802x\angle COD = 180^\circ - 2x
また、BOC\angle BOC180180^\circなので、AOB+COD=180\angle AOB + \angle COD = 180^\circより、
78+1802x=18078^\circ + 180^\circ - 2x = 180^\circ
2582x=180258^\circ - 2x = 180^\circ
2x=258180=782x = 258^\circ - 180^\circ = 78^\circ
x=782=39x = \frac{78^\circ}{2} = 39^\circ
x=26\angle x = 26^\circという誤答があったようですが、これは間違いです。

3. 最終的な答え

x=39\angle x = 39^\circ

「幾何学」の関連問題

直線 $l: y = 2x - 3$ と点 $A(0, 2)$ が与えられている。直線 $l$ に関して点 $A$ と対称な点 $P$ の座標を求める。

座標平面対称点直線傾き垂直連立方程式
2025/5/7

円に内接する四角形ABCDがあり、$AB = \sqrt{2}$, $BC = 4$, $CD = 3\sqrt{2}$, $DA = 2$である。 対角線BDの長さを求め、四角形ABCDの面積を求め...

四角形トレミーの定理余弦定理面積
2025/5/7

一辺の長さが1の正四面体の体積を求めます。

正四面体体積三平方の定理正三角形
2025/5/7

点$(4, 2)$から円$x^2 + y^2 = 10$に引いた2つの接線の接点を$A$, $B$とする。 (1) 2点$A, B$の座標を求める。 (2) 直線$AB$の方程式を求める。

接線座標方程式極線
2025/5/7

直線 $y = x + 2$ が円 $x^2 + y^2 = 5$ によって切り取られる弦の長さを求める問題です。

直線弦の長さ座標
2025/5/7

周の長さが1の正$n$角形($n \ge 3$)がある。その面積を$S_n$とする。 (1) この正$n$角形の外接円の半径を$n$の式で表す。 (2) $S_n$を$n$の式で表し、$\lim_{n...

正多角形面積極限三角関数
2025/5/7

円 $C: x^2 + y^2 - 2mx - 2m - 2 = 0$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) 円 $C$ が $m$ の値によらず通る2定点を求める。 (2)...

方程式接線半径面積座標
2025/5/7

点Sが線分ORの延長上にあるとき、ベクトル$\overrightarrow{OR}$を$\overrightarrow{OS}$の実数倍で表現できるかどうかを問う問題です。具体的には、$\overri...

ベクトル線分延長平行実数倍
2025/5/7

点Sが線分ORの延長上にあるとき、ベクトルOSはベクトルORのスカラー倍で表せる、つまり $\vec{OS} = m\vec{OR}$ (ただし、$m$ は実数)と表せることを説明する問題です。

ベクトル線分スカラー倍延長
2025/5/7

三角形OABにおいて、辺OA上に点PをOP:PA=3:2、辺OB上に点QをOQ:QB=5:1となるようにとる。AQとBPの交点をRとし、ORの延長とABの交点をSとするとき、以下の問いに答える。 (1...

ベクトル空間ベクトル内分線分の比
2025/5/7