(1) 半径15cm、中心角48°のおうぎ形の弧の長さと面積を求める。 (2) 与えられた四角柱の表面積を求める。 (3) 底面の半径が5cm、高さが15cmの円錐の体積を求める。

幾何学おうぎ形表面積体積円錐四角柱図形
2025/5/7

1. 問題の内容

(1) 半径15cm、中心角48°のおうぎ形の弧の長さと面積を求める。
(2) 与えられた四角柱の表面積を求める。
(3) 底面の半径が5cm、高さが15cmの円錐の体積を求める。

2. 解き方の手順

(1)
① おうぎ形の弧の長さは、円周の 中心角360\frac{中心角}{360} で計算される。円周は 2πr2\pi r で、rは半径。
弧の長さ = 2π×15×483602 \pi \times 15 \times \frac{48}{360}
弧の長さ = 30π×4836030\pi \times \frac{48}{360}
弧の長さ = 30π×43030\pi \times \frac{4}{30}
弧の長さ = 4π4\pi cm
② おうぎ形の面積は、円の面積の 中心角360\frac{中心角}{360} で計算される。円の面積は πr2\pi r^2 で、rは半径。
おうぎ形の面積 = π×152×48360\pi \times 15^2 \times \frac{48}{360}
おうぎ形の面積 = 225π×430225\pi \times \frac{4}{30}
おうぎ形の面積 = 225π×215225\pi \times \frac{2}{15}
おうぎ形の面積 = 15π×215\pi \times 2
おうぎ形の面積 = 30π30\pi cm2cm^2
(2)
四角柱の表面積は、すべての面の面積の合計。各面の面積を計算する。
底面は五角形である。これは長方形と直角三角形に分割できる。
長方形の面積 = 5cm * 4cm = 20 cm2cm^2
直角三角形の面積 = 0.5 * 2cm * 4cm = 4 cm2cm^2
五角形の面積 = 20 + 4 = 24 cm2cm^2
底面の五角形は2つあるので、2 * 24 = 48 cm2cm^2
側面の長方形の面積 = 5cm * 6cm = 30 cm2cm^2
側面の長方形の面積 = 5cm * 6cm = 30 cm2cm^2
側面の長方形の面積 = 4cm * 6cm = 24 cm2cm^2
側面の長方形の面積 = 6cm * 2cm + 6cm *4 cm= 36 cm2cm^2
表面積 = 48 + 30 + 30 + 24 + 36 = 168 cm2cm^2
(3)
円錐の体積は V=13πr2hV = \frac{1}{3} \pi r^2 h で計算される。ここで、rは底面の半径、hは高さ。
V=13π(52)(15)V = \frac{1}{3} \pi (5^2) (15)
V=13π(25)(15)V = \frac{1}{3} \pi (25) (15)
V=π(25)(5)V = \pi (25) (5)
V=125πV = 125\pi cm3cm^3

3. 最終的な答え

(1)
① 弧の長さ: 4π4\pi cm
② 面積: 30π30\pi cm2cm^2
(2) 表面積: 168 cm2cm^2
(3) 体積: 125π125\pi cm3cm^3

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