二次関数 $y = -2x^2 - 4x + 2$ の $-2 \le x \le 2$ における最大値と最小値を求めよ。画像には最小値が 4 と書いてあるが、これが正しいかどうかも含めて検証する。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/5/6

1. 問題の内容

二次関数 y=2x24x+2y = -2x^2 - 4x + 22x2-2 \le x \le 2 における最大値と最小値を求めよ。画像には最小値が 4 と書いてあるが、これが正しいかどうかも含めて検証する。

2. 解き方の手順

まず、与えられた二次関数を平方完成します。
y=2x24x+2=2(x2+2x)+2y = -2x^2 - 4x + 2 = -2(x^2 + 2x) + 2
y=2(x2+2x+11)+2=2((x+1)21)+2y = -2(x^2 + 2x + 1 - 1) + 2 = -2((x+1)^2 - 1) + 2
y=2(x+1)2+2+2=2(x+1)2+4y = -2(x+1)^2 + 2 + 2 = -2(x+1)^2 + 4
したがって、二次関数は y=2(x+1)2+4y = -2(x+1)^2 + 4 と表せます。
この式から、頂点の座標は (1,4)(-1, 4) であり、上に凸のグラフであることがわかります。
次に、定義域 2x2-2 \le x \le 2 における最大値と最小値を考えます。
頂点の xx 座標は 1-1 であり、これは定義域に含まれています。したがって、最大値は頂点の yy 座標である 44 です。
最小値は、定義域の端点である x=2x = -2 または x=2x = 2 のどちらかで発生します。
x=2x = -2 のとき、y=2(2+1)2+4=2(1)2+4=2+4=2y = -2(-2+1)^2 + 4 = -2(-1)^2 + 4 = -2 + 4 = 2
x=2x = 2 のとき、y=2(2+1)2+4=2(3)2+4=18+4=14y = -2(2+1)^2 + 4 = -2(3)^2 + 4 = -18 + 4 = -14
したがって、最小値は 14-14 です。

3. 最終的な答え

最大値: 4
最小値: -14

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