$z^2 = 16+16i$ という複素数の方程式の解を求め、その解が複素数平面上でどの象限に存在するかを調べる問題です。

代数学複素数複素数平面極形式複素数の方程式解の配置
2025/5/7

1. 問題の内容

z2=16+16iz^2 = 16+16i という複素数の方程式の解を求め、その解が複素数平面上でどの象限に存在するかを調べる問題です。

2. 解き方の手順

まず、16+16i16+16iを極形式で表します。
16+16i=162(cosπ4+isinπ4)16+16i = 16\sqrt{2}(\cos\frac{\pi}{4} + i\sin\frac{\pi}{4})となります。
したがって、
r2=162r^2 = 16\sqrt{2} なので、 r=162=284r = \sqrt{16\sqrt{2}} = 2\sqrt[4]{8}
また、2θ=π4+2nπ2\theta = \frac{\pi}{4} + 2n\pi (nは整数) なので、θ=π8+nπ\theta = \frac{\pi}{8} + n\pi
0θ<2π0 \leq \theta < 2\pi なので、
n=0n=0 のとき、θ=π8\theta = \frac{\pi}{8}
n=1n=1 のとき、θ=π8+π=9π8\theta = \frac{\pi}{8} + \pi = \frac{9\pi}{8}
よって、z=284(cosπ8+isinπ8),284(cos9π8+isin9π8)z = 2\sqrt[4]{8}(\cos\frac{\pi}{8} + i\sin\frac{\pi}{8}), 2\sqrt[4]{8}(\cos\frac{9\pi}{8} + i\sin\frac{9\pi}{8}) の2つの解が得られます。
π8\frac{\pi}{8} は第1象限にあり、9π8\frac{9\pi}{8} は第3象限にあります。

3. 最終的な答え

アイ: 16216\sqrt{2}
ウ: cos\cos
エ: π4\frac{\pi}{4}
オ: 2θ2\theta
カ: π4\frac{\pi}{4}
キク: π8\frac{\pi}{8}
ケ: 11
コ: 00
サ: 11
シ: 22

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