$0 \le x \le 12$ の範囲で、$x$ と $y$ の関係を表す表を完成させる問題です。表の一部は埋まっており、ア、イ、ウ、エを埋める必要があります。
2025/5/7
1. 問題の内容
の範囲で、 と の関係を表す表を完成させる問題です。表の一部は埋まっており、ア、イ、ウ、エを埋める必要があります。
2. 解き方の手順
まず、 の変域が連続していることに注目します。 のときの式 を利用して、他の区間の式を求めます。
* **アの計算:**
の区間では、 のとき となります。
の区間では のとき となるので、この区間では比例の式 であると予想できます。
のときなので、 より となり、と予想できます。
のときにとなるような定数関数はです。のときにとなる一次関数はです。
よって、アに当てはまるのはです。
* **イの計算:**
は のとき となります。
の変域 では、 のとき、 は連続的に変化していると考えられるので、式 は のとき をとる必要があります。
は、 の範囲の の上限を表しているので、次の区間の式を考えます。
の区間について考えます。 のときに がどうなるかを考えます。
の区間は、 の区間から が 増えると が 増えているので、同様に が 増えると が 増えると仮定すると、のときに, のときに, のときにとなります。
が 増えると が 増えるので、という形になると予想できます。
で と の の値が一致すると仮定します。
の範囲では、グラフが直線であるとすると、という形になると予想できます。 のとき であり、のとき、となります。
の範囲では、 という形になると予想できます。 のとき であり、のとき、となります。
において、が成立する必要があります。
の区間では、 という形になるとすると、で、のときの値が一致すると仮定すると、のの係数は変わらないと予想できます。
は、 の区間から が 増えた値と考えられるので、と予想できます。
の場合、 のとき なので、 という式を考えると、 となります。 のとき とすると、 となります。この二つの式を解くと、 より となり、 となります。つまり、 となり、これは と同じ式なので、 が連続ではないことになります。
から に変化したときにが連続になるようにするには、の変域に対して線形にが増加していく必要があります。
において、 のとき なので、という式を考えます。 のとき、 が という式で表されると仮定すると、 であり、 でもあるので、 のとき となり、 となります。
仮に、 とすると、 になります。
* **ウの計算:**
と仮定すると、の区間を考えます。この区間では、のときに,のときにとなるので、この区間はとなります。は区間と同じになるので、問題文と矛盾します。
は で となり、 で となります。
で となる を考えると、 で となる を考えることができます。
が で となり、 の範囲では が から変化すると考えます。
もし、 が傾き で増加すると、 の範囲では という形で表されます。
仮に、 が になると となります。したがって、 の の値の範囲は となります。
とすると、 の範囲で、 の が でも連続であると仮定します。
で、 の の値を考えます。もし、傾きが であると となります。
で であるとすると、 となります。この場合、 が傾き で連続的に変化するので、のの値の範囲は となります。
* **エの計算:**
の範囲では、となることが予想できます。 とすると、 の の値の範囲は、となります。
3. 最終的な答え
ア:
イ:
ウ:
エ: