放物線 $y = ax^2$ と直線 $l$ が2点A, Bで交わっている。点Aの座標が$(-4, 8)$, 点Bのx座標が2のとき、以下の問いに答える。 (1) $a$ の値を求める。 (2) 点Bの座標を求める。 (3) 直線 $l$ の式を求める。 (4) $\triangle OAB$ の面積を求める。

代数学二次関数放物線直線交点座標面積
2025/3/20

1. 問題の内容

放物線 y=ax2y = ax^2 と直線 ll が2点A, Bで交わっている。点Aの座標が(4,8)(-4, 8), 点Bのx座標が2のとき、以下の問いに答える。
(1) aa の値を求める。
(2) 点Bの座標を求める。
(3) 直線 ll の式を求める。
(4) OAB\triangle OAB の面積を求める。

2. 解き方の手順

(1) 点A (4,8)(-4, 8) は放物線 y=ax2y = ax^2 上にあるので、x=4x = -4, y=8y = 8 を代入して aa を求める。
8=a(4)28 = a(-4)^2
8=16a8 = 16a
a=816=12a = \frac{8}{16} = \frac{1}{2}
(2) 点Bのx座標は2であり、点Bは放物線 y=12x2y = \frac{1}{2}x^2 上にあるので、x=2x = 2 を代入してy座標を求める。
y=12(2)2=12(4)=2y = \frac{1}{2}(2)^2 = \frac{1}{2}(4) = 2
したがって、点Bの座標は (2,2)(2, 2) である。
(3) 直線 ll は点A (4,8)(-4, 8) と点B (2,2)(2, 2) を通るので、直線の傾きを求める。
傾き =282(4)=66=1= \frac{2 - 8}{2 - (-4)} = \frac{-6}{6} = -1
直線 ll の式を y=x+by = -x + b とおき、点B (2,2)(2, 2) を代入して bb を求める。
2=2+b2 = -2 + b
b=4b = 4
したがって、直線 ll の式は y=x+4y = -x + 4 である。
(4) OAB\triangle OAB の面積を求める。直線 ll とy軸の交点をCとすると、Cの座標は (0,4)(0, 4) である。OAB\triangle OAB の面積は、OAC\triangle OAC の面積と OBC\triangle OBC の面積の和で求められる。
OAC\triangle OAC の面積 =12×4×4=8= \frac{1}{2} \times 4 \times 4 = 8
OBC\triangle OBC の面積 =12×4×2=4= \frac{1}{2} \times 4 \times 2 = 4
OAB\triangle OAB の面積 =8+4=12= 8 + 4 = 12

3. 最終的な答え

(1) a=12a = \frac{1}{2}
(2) 点Bの座標は (2,2)(2, 2)
(3) 直線 ll の式は y=x+4y = -x + 4
(4) OAB\triangle OAB の面積は 12

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