1. 問題の内容
与えられた連立不等式
の解を図示する問題です。
2. 解き方の手順
まず、それぞれの不等式に対応する直線を求めます。
1つ目の不等式 について、 とします。この直線は、切片が6、切片が-2です。
2つ目の不等式 について、 とします。この直線は、切片が2、切片が2です。
次に、それぞれの不等式が表す領域を判断します。
について、原点(0,0)を代入すると、 となり、不等式を満たします。したがって、直線 の原点を含む側が解の領域です。ただし、不等号に等号が含まれていないため、直線は含まれません。
について、原点(0,0)を代入すると、 となり、不等式を満たしません。したがって、直線 の原点を含まない側が解の領域です。ただし、不等号に等号が含まれていないため、直線は含まれません。
最後に、2つの領域の共通部分が連立不等式の解となります。
グラフ上では、2つの直線を引き、それぞれの不等式が表す領域を斜線で示し、その重なった部分が解となります。直線は点線で描きます。
3. 最終的な答え
グラフ上に、以下の2本の直線を点線で描きます。
(x切片6, y切片-2)
(x切片2, y切片2)
の領域は、 の直線より上で、 の領域は、 の直線より上です。
2直線の交点は と を連立して、, となるので、(3,-1)です。
この2つの領域が重なった部分が、この連立不等式の解となります。