与えられた2次方程式 $\frac{x^2}{3} + \frac{x}{5} + \frac{1}{12} = 0$ を解いて、$x$の値を求めます。

代数学二次方程式解の公式虚数複素数
2025/5/7

1. 問題の内容

与えられた2次方程式 x23+x5+112=0\frac{x^2}{3} + \frac{x}{5} + \frac{1}{12} = 0 を解いて、xxの値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、方程式全体に分母の最小公倍数である60をかけます。
60(x23+x5+112)=60(0)60(\frac{x^2}{3} + \frac{x}{5} + \frac{1}{12}) = 60(0)
これにより、分数が解消されます。
20x2+12x+5=020x^2 + 12x + 5 = 0
次に、この2次方程式を解くために、解の公式を使用します。
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
ここで、a=20a = 20, b=12b = 12, c=5c = 5 です。これらを解の公式に代入します。
x=12±1224(20)(5)2(20)x = \frac{-12 \pm \sqrt{12^2 - 4(20)(5)}}{2(20)}
x=12±14440040x = \frac{-12 \pm \sqrt{144 - 400}}{40}
x=12±25640x = \frac{-12 \pm \sqrt{-256}}{40}
256\sqrt{-256} は虚数であるため、256=16i\sqrt{-256} = 16i となります。
x=12±16i40x = \frac{-12 \pm 16i}{40}
これを簡略化します。
x=3±4i10x = \frac{-3 \pm 4i}{10}

3. 最終的な答え

したがって、2次方程式の解は次のようになります。
x=3+4i10,34i10x = \frac{-3 + 4i}{10}, \frac{-3 - 4i}{10}
または
x=310+25i,31025ix = -\frac{3}{10} + \frac{2}{5}i, -\frac{3}{10} - \frac{2}{5}i

「代数学」の関連問題

与えられた式 $x^2 + xy - 2x - 3y - 3$ を因数分解する問題です。

因数分解多項式
2025/5/7

多項式 $3x^2 - 4x + 5$ を多項式 $B$ で割ると、商が $x - 1$、余りが $4$ である。 多項式 $x^3 - 2x^2 + 3x - 3$ を多項式 $B$ で割ると、商が...

多項式割り算因数分解代入
2025/5/7

$\|a\|=3$, $\|b\|=4$, $a \cdot b = 4$ のとき、$\|a-b\|^2$ の値を求めよ。

ベクトル内積ベクトルの大きさ
2025/5/7

問題は、与えられた条件を満たす多項式 $A$ を求めるものです。 (1) 多項式 $A$ を $x+2$ で割ると、商が $x+3$、余りが $-1$ となる。 (2) 多項式 $A$ を $x^2+...

多項式割り算因数定理剰余定理
2025/5/7

問題は、多項式$A$を多項式$B$で割ったときの商と余りを求める問題です。画像には3つの問題が含まれています。 (2) $A = x^3 - 4x^2 - 5$, $B = x-3$ (3) $A =...

多項式の割り算多項式筆算
2025/5/7

問題23の(2)と問題24の(1)を展開する問題です。 問題23(2): $(x^2+4)(x+2)(x-2)$ を展開する。 問題24(1): $(2x+y)^2(2x-y)^2$ を展開する。

展開多項式因数分解公式
2025/5/7

多項式 $A = x^3 - 7x + 6$ と $B = x^2 - 3 + 2x$ が与えられています。この問題で何を解くべきか指示がありません。最大公約数(GCD)を求める問題と仮定します。

多項式因数分解最大公約数GCD
2025/5/7

多項式 $A = 2x^3 + 5x^2 - 2x + 4$ を多項式 $B = x^2 - x + 2$ で割る問題です。割り算の結果(商と余り)を求める必要があります。

多項式多項式の割り算余り
2025/5/7

多項式 $A = x^3 - 4x^2 - 5$ を $B = x - 3$ で割った時の商と余りを求めます。

多項式の割り算因数定理商と余り
2025/5/7

画像にある21番と22番の問題を解きます。 21番は次の式を展開します。 (1) $(a-b+2)(a-b-5)$ (2) $(x-y+z)^2$ 22番は次の式を展開します。 (1) $(a+2b+...

式の展開多項式因数分解展開公式
2025/5/7