(1) 与えられた点が第何象限の点であるかを答える問題です。 (2) 与えられた2点間の距離を求める問題です。

幾何学座標象限2点間の距離距離の公式
2025/3/6

1. 問題の内容

(1) 与えられた点が第何象限の点であるかを答える問題です。
(2) 与えられた2点間の距離を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1)
* 第1象限:x>0x>0 かつ y>0y>0
* 第2象限:x<0x<0 かつ y>0y>0
* 第3象限:x<0x<0 かつ y<0y<0
* 第4象限:x>0x>0 かつ y<0y<0
(ア) A(3, 1): x=3>0x=3>0 かつ y=1>0y=1>0 なので、第1象限
(イ) B(3, -1): x=3>0x=3>0 かつ y=1<0y=-1<0 なので、第4象限
(ウ) C(-2, 3): x=2<0x=-2<0 かつ y=3>0y=3>0 なので、第2象限
(エ) D(-1, -2): x=1<0x=-1<0 かつ y=2<0y=-2<0 なので、第3象限
(2) 2点間の距離の公式を利用します。2点 A(x1,y1)A(x_1, y_1)B(x2,y2)B(x_2, y_2) の間の距離 dd は、以下の式で求められます。
d=(x2x1)2+(y2y1)2d = \sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2}
(ア) A(1, -2) と B(3, 4) の距離を求めます。
x1=1x_1 = 1, y1=2y_1 = -2, x2=3x_2 = 3, y2=4y_2 = 4 を上記の公式に代入します。
d=(31)2+(4(2))2d = \sqrt{(3 - 1)^2 + (4 - (-2))^2}
d=(2)2+(6)2d = \sqrt{(2)^2 + (6)^2}
d=4+36d = \sqrt{4 + 36}
d=40d = \sqrt{40}
d=210d = 2\sqrt{10}
(イ) 原点 O(0, 0) と A(1, -5) の距離を求めます。
x1=0x_1 = 0, y1=0y_1 = 0, x2=1x_2 = 1, y2=5y_2 = -5 を上記の公式に代入します。
d=(10)2+(50)2d = \sqrt{(1 - 0)^2 + (-5 - 0)^2}
d=(1)2+(5)2d = \sqrt{(1)^2 + (-5)^2}
d=1+25d = \sqrt{1 + 25}
d=26d = \sqrt{26}

3. 最終的な答え

(1)
(ア) 第1象限
(イ) 第4象限
(ウ) 第2象限
(エ) 第3象限
(2)
(ア) 2102\sqrt{10}
(イ) 26\sqrt{26}

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