(1)
I=∫01f(x)dx 右辺の積分において、x=1−t と変数変換をすると、dx=−dt であり、積分区間は x:0→1 に対して t:1→0 となります。したがって、 ∫01f(1−x)dx=∫10f(t)(−dt)=−∫10f(t)dt=∫01f(t)dt=∫01f(x)dx=I したがって、左辺と右辺が等しいことが証明されました。
(2)
J=∫02πf(sinx)dx 右辺の積分において、x=2π−t と変数変換をすると、dx=−dt であり、積分区間は x:0→2π に対して t:2π→0 となります。したがって、 ∫02πf(cosx)dx=∫2π0f(cos(2π−t))(−dt)=−∫2π0f(sint)dt=∫02πf(sint)dt=∫02πf(sinx)dx=J したがって、左辺と右辺が等しいことが証明されました。