(1) まず、それぞれの積分を展開します。
∫13(x2+4x+4)dx−∫13(x2−4x+4)dx 積分区間が同じなので、積分の中身をまとめることができます。
∫13((x2+4x+4)−(x2−4x+4))dx ∫13(8x)dx 積分を実行します。
[4x2]13=4(32)−4(12)=4(9)−4(1)=36−4=32 (2) 同様に、積分を展開します。
∫−10(9x2−6x+1)dx+∫01(9x2−6x+1)dx 積分区間が繋がっているので、まとめて積分できます。
∫−11(9x2−6x+1)dx これは偶関数と奇関数に分けられます。9x2 と 1 は偶関数、−6x は奇関数です。 ∫−119x2dx−∫−116xdx+∫−111dx 奇関数の積分は 0 になるので、
∫−116xdx=0 したがって、
∫−11(9x2+1)dx=2∫01(9x2+1)dx =2[3x3+x]01=2(3(1)3+1−(3(0)3+0))=2(3+1)=2(4)=8