関数 $g(x) = |x(x+1)|$ が与えられている。点P(-1, 0)を通り、傾きが $c$ の直線 $l$ について、以下の問いに答える。 * $g'(-1)$ の値を求める。 * $0 < c < g'(-1)$ のとき、曲線 $y=g(x)$ と直線 $l$ は3点で交わる。点P以外の2点を、Pに近い順にQ, Rとするとき、点Qと点Rの $x$ 座標を求める。 * $0 < c < g'(-1)$ のとき、線分PQと曲線 $y=g(x)$ で囲まれた図形の面積を $S$ とし、線分QRと曲線 $y=g(x)$ で囲まれた図形の面積を $T$ とするとき、$S$ と $T$ を $c$ の式で表す。
2025/5/10
1. 問題の内容
関数 が与えられている。点P(-1, 0)を通り、傾きが の直線 について、以下の問いに答える。
* の値を求める。
* のとき、曲線 と直線 は3点で交わる。点P以外の2点を、Pに近い順にQ, Rとするとき、点Qと点Rの 座標を求める。
* のとき、線分PQと曲線 で囲まれた図形の面積を とし、線分QRと曲線 で囲まれた図形の面積を とするとき、 と を の式で表す。
2. 解き方の手順
まず、 について、 を求める必要がある。
である。
* または のとき、 なので、
* のとき、 なので、
よって、 は存在しない。
しかし、におけるを求める必要がある。
がに近い時、
したがって、アは1である。
次に、 のとき、直線 の方程式は、 となる。
曲線 と直線 の交点を求める。
のとき、 なので、 を解く。
または
したがって、Qの 座標は である。
のとき、 なので、 を解く。
または
したがって、Rの 座標は である。
次に、面積 と を求める。
最終的な答えは以下の通りである。
3. 最終的な答え
ア: 1
イウ: -c
エ: c
オ: -1
カ: 0
キ: 3
ク: 6
ケ: 3