## 問題
与えられた不等式を証明し、等号が成立する条件を求めます。
**(2)**
**(3)**
## 解き方の手順
**(2)**
1. 不等式の右辺を左辺に移項します。
2. 左辺を平方完成します。
3. $(x+y)^2$ と $y^2$ は実数の二乗であるため、常に0以上です。したがって、$(x+y)^2 + y^2$ も0以上となります。
4. 等号が成り立つ条件は、$(x+y)^2 = 0$ かつ $y^2 = 0$ のときです。これは $x+y = 0$ かつ $y=0$ を意味します。したがって、$x=0$ かつ $y=0$ のとき等号が成り立ちます。
**(3)**
1. 不等式の右辺を左辺に移項します。
2. 左辺を因数分解します。
3. もう少し違う方法で考えます。不等式の左辺を平方完成します。
4. $2(x - \frac{5}{4}y)^2$ と $\frac{23}{8}y^2$ は実数の二乗であるため、常に0以上です。したがって、$2(x - \frac{5}{4}y)^2 + \frac{23}{8}y^2$ も0以上となります。
5. 等号が成り立つ条件は、$x - \frac{5}{4}y = 0$ かつ $y = 0$ のときです。これは $x = \frac{5}{4}y$ かつ $y=0$ を意味します。したがって、$x=0$ かつ $y=0$ のとき等号が成り立ちます。
## 最終的な答え
**(2)** は成り立つ。等号が成り立つのは かつ のとき。
**(3)** は成り立つ。等号が成り立つのは かつ のとき。