一つずつ順番に解いていきます。
* **2次方程式を解く問題**
(1) (x+2)(x−3)=0 (2) x2+3x−28=0 (x+7)(x−4)=0 (3) 2x2−30x+50=0 x2−15x+25=0 解の公式より
x=215±152−4⋅1⋅25=215±225−100=215±125=215±55 (4) x2−6x+4=0 解の公式より
x=26±(−6)2−4⋅1⋅4=26±36−16=26±20=26±25=3±5 (5) 3x2+8x+5=0 (3x+5)(x+1)=0 x=−1,−35 (6) (x−1)2+4(x−1)+3=0 A=x−1とおくと、A2+4A+3=0 (A+1)(A+3)=0 x−1=−1⇒x=0 x−1=−3⇒x=−2 * **2次方程式が重解を持つ条件に関する問題**
2次方程式 x2+mx+m−1=0 が重解を持つとき、判別式 D=0 となる。 D=m2−4(m−1)=m2−4m+4=(m−2)2=0 このとき、x2+2x+1=0 となり、(x+1)2=0 より、x=−1 (重解) * **2次不等式を解く問題**
(1) x2+7x+6≤0 (x+1)(x+6)≤0 −6≤x≤−1 (2) x2−2x−15>0 (x−5)(x+3)>0 x<−3,5<x (3) x2+2x+4≤0 x2+2x+4=(x+1)2+3>0 より、常に正なので、解なし。 (4) x2−12x+36>0 (x−6)2>0 (5) −2x2−6x−5>0 2x2+6x+5<0 x=4−6±36−40=4−6±−4 判別式が負なので実数解を持たない。
2x2+6x+5は常に正なので解なし。 * **2次関数のグラフとx軸の共有点の座標を求める問題**
(1) y=x2+4x+3 x2+4x+3=0 となる x を求める。 (x+1)(x+3)=0 共有点の座標は (−1,0),(−3,0) (2) y=−x2+6x−9 −x2+6x−9=0 となる x を求める。 x2−6x+9=0 (x−3)2=0 * **2次方程式の実数解の個数を求める問題**
(1) x2+5x+3=0 判別式 D=52−4⋅1⋅3=25−12=13>0 なので、実数解は2個。 (2) x2−25x+5=0 判別式 D=(−25)2−4⋅1⋅5=20−20=0 なので、実数解は1個(重解)。