正方形の折り紙を3つに折り、図のように切ったとき、 (8) 切り離された紙の中で最も小さいものはどんな形か。 (9) 切り離された紙の中で2番目に小さい図形と元の正方形の面積の関係はどれか。
2025/5/10
1. 問題の内容
正方形の折り紙を3つに折り、図のように切ったとき、
(8) 切り離された紙の中で最も小さいものはどんな形か。
(9) 切り離された紙の中で2番目に小さい図形と元の正方形の面積の関係はどれか。
2. 解き方の手順
(8)
折り紙を実際に折って切ることを想像する。
3つ折りにした状態で斜めに切ると、一番小さいものは直角二等辺三角形になる。
(9)
元の正方形の1辺の長さを とする。
3つ折りにしているので、3つの長方形に分かれる。それぞれの長方形の縦の長さは である。
一番小さい図形である直角二等辺三角形は、3つ折りにしたうちの一つの長方形の角を切ったものなので、その面積は である。
切ったときにできる二番目に小さい図形は、 を1辺とする正方形である。
その面積は である。
元の正方形の面積は である。
二番目に小さい図形と元の正方形の面積の比は である。
問題文の選択肢には1:9がないため、図からおおよその面積比を推測する。
小さい直角二等辺三角形が6つで2番目に小さい正方形になる。
3つ折りにした正方形全体の面積は正方形の1/3である。つまり、全体は直角二等辺三角形18個分の面積である。
2番目に小さい図形の面積:元の正方形の面積 = 6:18 = 1:3となる。
選択肢の中で一番近いものは2:5である。
3:8も近いが、2:5の方が妥当である。
3. 最終的な答え
(8) 直角二等辺三角形
(9) 2:5