$n$、$k$ は自然数であり、$k \leq 100$ とする。 条件 $p$ を「$n$ は $k$ の倍数である」、条件 $q$ を「$n$ は $14$ の倍数である」と定める。 命題 $p \implies q$ が真であるような $k$ の個数を求めよ。

数論約数倍数命題整数
2025/3/20

1. 問題の内容

nnkk は自然数であり、k100k \leq 100 とする。
条件 pp を「nnkk の倍数である」、条件 qq を「nn1414 の倍数である」と定める。
命題 p    qp \implies q が真であるような kk の個数を求めよ。

2. 解き方の手順

命題 p    qp \implies q が真であるとは、pp を満たすならば必ず qq を満たすということである。つまり、nnkk の倍数であるならば、nn1414 の倍数でなければならない。これは、kk1414 の約数であることを意味する。なぜなら、nnkk の倍数であるとき、n=kmn = k \cdot m (ただし、mm は整数) と表せる。これが 1414 の倍数であるためには、kk1414 の約数である必要があるからである。
1414 の約数をすべて書き出す。14=2714 = 2 \cdot 7 なので、1414 の約数は 1,2,7,141, 2, 7, 14 である。
ここで、k100k \leq 100 であることを考慮すると、k=1,2,7,14k = 1, 2, 7, 14 はすべて条件を満たす。
したがって、求める kk の個数は 44 個である。

3. 最終的な答え

4

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