袋の中に赤玉が5個、白玉が3個入っている。この袋から同時に3個の玉を取り出すとき、取り出した玉に赤玉と白玉が両方含まれる確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数確率の計算
2025/3/20

1. 問題の内容

袋の中に赤玉が5個、白玉が3個入っている。この袋から同時に3個の玉を取り出すとき、取り出した玉に赤玉と白玉が両方含まれる確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、3個の玉の取り出し方の場合の総数を計算する。
これは、8個の玉から3個を選ぶ組み合わせなので、 8C3_8C_3 で求められる。
8C3=8!3!(83)!=8!3!5!=8×7×63×2×1=56_8C_3 = \frac{8!}{3!(8-3)!} = \frac{8!}{3!5!} = \frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} = 56
次に、赤玉と白玉が両方含まれない場合の数を計算する。これは、3個とも赤玉の場合と、3個とも白玉の場合である。
3個とも赤玉の場合の数は、 5C3_5C_3 で求められる。
5C3=5!3!(53)!=5!3!2!=5×42×1=10_5C_3 = \frac{5!}{3!(5-3)!} = \frac{5!}{3!2!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
3個とも白玉の場合の数は、 3C3_3C_3 で求められる。
3C3=3!3!(33)!=3!3!0!=1_3C_3 = \frac{3!}{3!(3-3)!} = \frac{3!}{3!0!} = 1
赤玉と白玉が両方含まれない場合の数は、 10+1=1110 + 1 = 11 である。
赤玉と白玉が両方含まれる場合の数は、総数から両方含まれない場合を引けばよい。
5611=4556 - 11 = 45
したがって、求める確率は、
4556\frac{45}{56}

3. 最終的な答え

45/56

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