1. 問題の内容
ある町で、西南端の点Aから東北端の点Bまで、最短経路で移動する場合、点Cを通る経路は何通りあるかを求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、AからCまでの最短経路の数を求めます。次に、CからBまでの最短経路の数を求めます。最後に、それらの数を掛け合わせることで、AからCを経由してBまでの最短経路の総数を求めます。
AからCへは、右に2回、上に2回移動する必要があります。したがって、AからCへの経路の数は、4回の移動の中から右に移動する2回を選ぶ組み合わせの数で計算できます。
これは組み合わせの公式で表現できます。
ここで、、 なので、
したがって、AからCへの最短経路は6通りです。
次に、CからBへの最短経路の数を求めます。
CからBへは、右に3回、上に2回移動する必要があります。したがって、CからBへの経路の数は、5回の移動の中から右に移動する3回を選ぶ組み合わせの数で計算できます。
これは組み合わせの公式で表現できます。
ここで、、 なので、
したがって、CからBへの最短経路は10通りです。
最後に、AからCへの経路の数とCからBへの経路の数を掛け合わせます。
3. 最終的な答え
60通り