三角形ABCにおいて、AB=7, CA=6, cosA=1/4である。 (1) BCの長さと、三角形ABCの面積を求めよ。 (2) 三角形ABCの外接円の点Cを含まない弧AB上に、点Dをsin∠BCD=√15/8となるようにとる。このとき、BDの長さと、三角形ABCの面積をS1、三角形BCDの面積をS2とするとき、S1/S2を求めよ。
2025/3/20
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、AB=7, CA=6, cosA=1/4である。
(1) BCの長さと、三角形ABCの面積を求めよ。
(2) 三角形ABCの外接円の点Cを含まない弧AB上に、点Dをsin∠BCD=√15/8となるようにとる。このとき、BDの長さと、三角形ABCの面積をS1、三角形BCDの面積をS2とするとき、S1/S2を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
余弦定理より、BCの長さを求める。
次に、sin Aの値を求める。
より、
三角形ABCの面積は、
(2)
円周角の定理より、∠BAC = ∠BDC。
また、円に内接する四角形の対角の和は180度なので、∠BAC + ∠BCD = 180度。よって、∠BAC = 180度 - ∠BCD。
なので、
∠BCDは鈍角なので、
余弦定理より、
なので,.
正弦定理より, より .
円周角の定理より、∠BAC = ∠BDC。
より、
三角形BCDにおいて、正弦定理より.
なので,.
S1/S2 = 7/2
3. 最終的な答え
(1) BC = 8、三角形ABCの面積は21√15/4
(2) BD = 4、S1/S2 = 7/2