3点$(-2, -1)$, $(4, -3)$, $(1, 2)$を頂点とする三角形の外接円の方程式を求める問題です。

幾何学外接円方程式座標平面
2025/8/1

1. 問題の内容

3点(2,1)(-2, -1), (4,3)(4, -3), (1,2)(1, 2)を頂点とする三角形の外接円の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

外接円の方程式を x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0 とおきます。
この円が3点(2,1)(-2, -1), (4,3)(4, -3), (1,2)(1, 2)を通るため、以下の3つの式が成り立ちます。
(2)2+(1)22lm+n=0(-2)^2 + (-1)^2 - 2l - m + n = 0
42+(3)2+4l3m+n=04^2 + (-3)^2 + 4l - 3m + n = 0
12+22+l+2m+n=01^2 + 2^2 + l + 2m + n = 0
これを整理すると、
4+12lm+n=0    2lm+n=54 + 1 - 2l - m + n = 0 \implies -2l - m + n = -5 (1)
16+9+4l3m+n=0    4l3m+n=2516 + 9 + 4l - 3m + n = 0 \implies 4l - 3m + n = -25 (2)
1+4+l+2m+n=0    l+2m+n=51 + 4 + l + 2m + n = 0 \implies l + 2m + n = -5 (3)
(2) - (1) より 6l2m=20    3lm=106l - 2m = -20 \implies 3l - m = -10 (4)
(3) - (1) より 3l+3m=0    l+m=0    l=m3l + 3m = 0 \implies l + m = 0 \implies l = -m (5)
(5)を(4)に代入すると、3(m)m=10    4m=10    m=523(-m) - m = -10 \implies -4m = -10 \implies m = \frac{5}{2}
したがって l=52l = -\frac{5}{2}
(3)に代入すると、52+2(52)+n=5    52+n=5    n=552=152-\frac{5}{2} + 2(\frac{5}{2}) + n = -5 \implies \frac{5}{2} + n = -5 \implies n = -5 - \frac{5}{2} = -\frac{15}{2}
よって、l=52l = -\frac{5}{2}, m=52m = \frac{5}{2}, n=152n = -\frac{15}{2}なので、求める円の方程式は
x2+y252x+52y152=0x^2 + y^2 - \frac{5}{2}x + \frac{5}{2}y - \frac{15}{2} = 0
2x2+2y25x+5y15=02x^2 + 2y^2 - 5x + 5y - 15 = 0

3. 最終的な答え

2x2+2y25x+5y15=02x^2 + 2y^2 - 5x + 5y - 15 = 0

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