大人3人と子供5人が1列に並ぶとき、(1)大人3人が続いて並ぶ場合は何通りあるか。(5) どの大人も隣り合わない場合は何通りあるか。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数確率
2025/5/10

1. 問題の内容

大人3人と子供5人が1列に並ぶとき、(1)大人3人が続いて並ぶ場合は何通りあるか。(5) どの大人も隣り合わない場合は何通りあるか。

2. 解き方の手順

(1) 大人3人をひとまとめにして1つのグループと考え、子供5人と合わせて6人(またはグループ)を並べる順列を求める。次に、大人3人のグループ内での並び順を考慮する。
まず、6人(またはグループ)の並び方は 6!=6×5×4×3×2×1=7206! = 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 720 通り。
次に、大人3人のグループ内での並び方は 3!=3×2×1=63! = 3 \times 2 \times 1 = 6 通り。
したがって、大人3人が続いて並ぶ場合の総数は、
6!×3!=720×6=43206! \times 3! = 720 \times 6 = 4320 通り。
(5) 大人3人が隣り合わないように並べる場合を考える。
まず子供5人を並べる順列を求める。
子供5人の並び方は 5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120 通り。
次に、子供5人の間にできる6つの隙間(両端含む)から3つを選んで、大人を1人ずつ配置する。
隙間の選び方は 6P3=6×5×4=120{}_6 P_3 = 6 \times 5 \times 4 = 120 通り。
したがって、大人3人が隣り合わない場合の総数は、
5!×6P3=120×120=144005! \times {}_6 P_3 = 120 \times 120 = 14400 通り。

3. 最終的な答え

(1) 4320通り
(5) 14400通り

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