$\overrightarrow{OA} = \vec{a} - 2\vec{b}$, $\overrightarrow{OB} = 3\vec{a} - 5\vec{b}$, $\overrightarrow{OC} = -5\vec{a} + 7\vec{b}$ であるとき、$\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ を $\vec{a}$ と $\vec{b}$ を用いて表しなさい。ただし、$\vec{a} \neq \vec{0}$, $\vec{b} \neq \vec{0}$ であり、$\vec{a}$ と $\vec{b}$ は平行ではない。

幾何学ベクトルベクトルの加減算位置ベクトル
2025/5/11

1. 問題の内容

OA=a2b\overrightarrow{OA} = \vec{a} - 2\vec{b}, OB=3a5b\overrightarrow{OB} = 3\vec{a} - 5\vec{b}, OC=5a+7b\overrightarrow{OC} = -5\vec{a} + 7\vec{b} であるとき、AB\overrightarrow{AB}AC\overrightarrow{AC}a\vec{a}b\vec{b} を用いて表しなさい。ただし、a0\vec{a} \neq \vec{0}, b0\vec{b} \neq \vec{0} であり、a\vec{a}b\vec{b} は平行ではない。

2. 解き方の手順

まず、AB\overrightarrow{AB} を求めます。
AB=OBOA\overrightarrow{AB} = \overrightarrow{OB} - \overrightarrow{OA}
AB=(3a5b)(a2b)\overrightarrow{AB} = (3\vec{a} - 5\vec{b}) - (\vec{a} - 2\vec{b})
AB=3a5ba+2b\overrightarrow{AB} = 3\vec{a} - 5\vec{b} - \vec{a} + 2\vec{b}
AB=(31)a+(5+2)b\overrightarrow{AB} = (3 - 1)\vec{a} + (-5 + 2)\vec{b}
AB=2a3b\overrightarrow{AB} = 2\vec{a} - 3\vec{b}
次に、AC\overrightarrow{AC} を求めます。
AC=OCOA\overrightarrow{AC} = \overrightarrow{OC} - \overrightarrow{OA}
AC=(5a+7b)(a2b)\overrightarrow{AC} = (-5\vec{a} + 7\vec{b}) - (\vec{a} - 2\vec{b})
AC=5a+7ba+2b\overrightarrow{AC} = -5\vec{a} + 7\vec{b} - \vec{a} + 2\vec{b}
AC=(51)a+(7+2)b\overrightarrow{AC} = (-5 - 1)\vec{a} + (7 + 2)\vec{b}
AC=6a+9b\overrightarrow{AC} = -6\vec{a} + 9\vec{b}

3. 最終的な答え

AB=2a3b\overrightarrow{AB} = 2\vec{a} - 3\vec{b}
AC=6a+9b\overrightarrow{AC} = -6\vec{a} + 9\vec{b}

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