1. 問題の内容
第10項が24、第30項が64である等差数列において、初項から第何項までの和が初めて100より大きくなるかを求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、等差数列の一般項を とします。ここで、 は初項、 は公差です。問題文より、以下の2つの式が成り立ちます。
これらの連立方程式を解いて、 と を求めます。
2つの式を引き算すると
これを に代入すると
したがって、初項 、公差 であることがわかりました。
次に、等差数列の和の公式を とします。
問題文より、 となる最小の を求めれば良いので、
この不等式を解くために、 の解を求めます。
は正の整数なので、
は整数なので、 である必要があります。
の時、
の時、
したがって、初項から第8項までの和が初めて100より大きくなります。
3. 最終的な答え
8項