与えられた式 $4x^4 + 32xy^3$ を因数分解します。

代数学因数分解多項式共通因数3乗の和
2025/5/11

1. 問題の内容

与えられた式 4x4+32xy34x^4 + 32xy^3 を因数分解します。

2. 解き方の手順

まず、共通因数 4x4x でくくります。
4x4+32xy3=4x(x3+8y3)4x^4 + 32xy^3 = 4x(x^3 + 8y^3)
次に、x3+8y3x^3 + 8y^3 を因数分解します。8y38y^3(2y)3(2y)^3 と書けるので、x3+(2y)3x^3 + (2y)^3 のように見ることができます。これは、a3+b3=(a+b)(a2ab+b2)a^3 + b^3 = (a+b)(a^2 - ab + b^2) という公式を利用して因数分解できます。
x3+(2y)3=(x+2y)(x2x(2y)+(2y)2)=(x+2y)(x22xy+4y2)x^3 + (2y)^3 = (x+2y)(x^2 - x(2y) + (2y)^2) = (x+2y)(x^2 - 2xy + 4y^2)
したがって、
4x(x3+8y3)=4x(x+2y)(x22xy+4y2)4x(x^3 + 8y^3) = 4x(x+2y)(x^2 - 2xy + 4y^2)

3. 最終的な答え

4x(x+2y)(x22xy+4y2)4x(x+2y)(x^2-2xy+4y^2)

「代数学」の関連問題

与えられた式 $(2x + 3y)^2 (2x - 3y)^2$ を展開して簡略化します。

展開因数分解式の簡略化二乗の公式和と差の積
2025/5/13

与えられた方程式 $x^2 - 12x + y^2 = 0$ を平方完成させる問題です。

平方完成二次方程式円の方程式
2025/5/13

与えられた数式の分母を有理化し、加法を実行せよ。 数式は $\frac{\sqrt{3}}{\sqrt{2}} + \frac{9}{\sqrt{6}}$ である。

分母の有理化根号式の計算
2025/5/13

次の4つの計算問題を解きます。 (1) $3\sqrt{5} + \frac{20}{\sqrt{5}}$ (2) $\sqrt{48} - \frac{6}{\sqrt{3}}$ (3) $\sqr...

平方根有理化根号の計算
2025/5/13

問題7は分母の有理化、問題8は根号を含む数の計算です。 問題7:次の数の分母を有理化しなさい。 (1) $\frac{3}{\sqrt{5}}$ (2) $\frac{\sqrt{10}}{\sqrt...

根号有理化平方根の計算
2025/5/13

与えられた2つの一次方程式を解き、$t$ の値を求めます。 与えられた方程式は $45 - 3t = -3$ と $25 + t = 6$ です。

一次方程式連立方程式方程式の解法
2025/5/13

次の3つの式を計算する問題です。 (1) $\sqrt{-5} \times \sqrt{-6}$ (2) $(2+\sqrt{-5})^2$ (3) $\frac{\sqrt{12}}{\sqrt{...

複素数平方根計算
2025/5/13

複素数 $i$ を用いて、以下の数を表す問題です。 (1) $\sqrt{-7}$ (2) $-16$ の平方根

複素数平方根虚数
2025/5/13

与えられた複素数に対して、共役な複素数を求める問題です。複素数は(1) $3 + i$ と (2) $\sqrt{2}i$ の2つです。

複素数共役複素数複素平面
2025/5/13

与えられた2つの関数について、$x$が1から3まで増加するときの変化の割合をそれぞれ求める問題です。関数は以下の2つです。 (1) $y = 3x^2$ (2) $y = -3x^2$

二次関数変化の割合関数
2025/5/13