第2項が6、初項から第3項までの和が21である等比数列の初項と公比を求める。

代数学等比数列数列方程式因数分解
2025/5/11

1. 問題の内容

第2項が6、初項から第3項までの和が21である等比数列の初項と公比を求める。

2. 解き方の手順

等比数列の初項をaa、公比をrrとすると、第2項はarar、初項から第3項までの和はa+ar+ar2a+ar+ar^2と表せる。問題文より、以下の2つの式が成り立つ。
ar=6ar = 6
a+ar+ar2=21a + ar + ar^2 = 21
1つ目の式から、a=6ra = \frac{6}{r}となる。これを2つ目の式に代入すると、
6r+6+6r=21\frac{6}{r} + 6 + 6r = 21
両辺にrrを掛けて整理すると、
6+6r+6r2=21r6 + 6r + 6r^2 = 21r
6r215r+6=06r^2 - 15r + 6 = 0
両辺を3で割ると、
2r25r+2=02r^2 - 5r + 2 = 0
これを因数分解すると、
(2r1)(r2)=0(2r - 1)(r - 2) = 0
よって、r=12r = \frac{1}{2}またはr=2r = 2となる。
(i) r=12r = \frac{1}{2}のとき、 a=6r=612=12a = \frac{6}{r} = \frac{6}{\frac{1}{2}} = 12
(ii) r=2r = 2のとき、a=6r=62=3a = \frac{6}{r} = \frac{6}{2} = 3

3. 最終的な答え

(初項, 公比) = (12, 1/2), (3, 2)

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